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<< 雨の日の遠山アマゴ | main | ある南アルプス水系のイワナ >>
今年の遠山水系で感じた事
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OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO
いつもは単独釣行が多く、遠山水系でも釣れる釣れないは別にして、行きたい河川やポイントで自由気ままに釣りをする自分であるが、今年は2回ほど東京から来飯した知り合いと、多少ガイド的な役割で遠山水系に入渓した。上の交配種イワナはその時に自分が釣り上げた魚である。
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OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO
サイズも小ぶりで7寸程度。写真では分かりにくいが、最近の濁りのせいか魚体の色が少しグレーがかっている。瀬に付くアマゴ狙いの釣り方をしていて、ミノー回収時でテールフックに追い食いと、あまり良い出方ではなかった。
ところで、ここ最近遠山水系を回ってみて昨年と比べ感じた事があった。

TACKLE
TENRYU CD50L-4 特注ファーストテーパー
Daiwa EXIST2508 RCS2506スプール
T-Craft StagMode 27TDN-C
HUMP バルサ HIRA 55S
ANRES AX-50S
TACKLE HOUSE Buffet 55SD
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OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO
背中を見ると、この交配種イワナは放流ニッコウ系の血が非常に強いイワナと思われる。F世代で考えた場合どのくらいなの世代なのであろうか。

平成22年7月上村南信濃地域豪雨災害における遠山水系への影響について
今年に入り2回ほど遠山水系へ釣行した時に、各河川で水生生物に関する事で過去と比べてある変化を感じた。
いつもは自由気ままにポイントに入ると先に書いたが(とはいえ季節に応じて入る場所を変えていると言った方が正しいが)今回の釣行の場合半分ガイドを兼ねた釣行で、遠方の東京から来た知り合いに楽しく釣ってもらいたいという気持ちが強く、また、広く遠山水系を知ってもらおうと、川の水況を見ながらこの季節に合わせて、色々な場所を釣行出来るようポイントを選んでスケジュールを組んでみた。(ほとんどは自分の昨年までの実績や経験からポイント選定をした。)その中で昨年と変わらず魚が居る場所と、魚っけが全く感じられない場所、昨年まで多くのアマゴが釣れイワナはあまり見かける事が無かった場所なのに、イワナの方の魚影が濃くなった所と、3パターンあるように感じた。

魚っけが無かったり、アマゴ域がイワナ域に変化しつつある場所で共通している事は、川が以前と変わった渓相になり非常に荒れた状態である事。元々遠山水系は南アルプス水系という地域性により(雨量や地質性、植林等も含む)荒れやすい河川ではあったのであるが、今年新たに見た河川の荒れようは、昨年の平成22年7月14日から15日に起きた上村南信濃地域豪雨災害が原因である。(ちなみに長野気象台にある昭和54年以降の南信濃のデータでは過去最高の223mm/日を記録した)
今回釣行して思ったが、過去に比べ魚影が薄いと感じた場所は昨年の災害で魚が死んだか、下流に流された事が原因ではないかと思われる。イワナ域に変化しつつある事に関しても、一般的にアマゴは土石流や水害に弱く、イワナは土石流や水害に強いと言われており(もちろん限度はあると思うが)このために災害の影響を受けた河川はアマゴの魚影が薄くなり、水害に強いと言われるイワナが残ったとも言える。(さらに言えば自分の経験上、大型魚の方が災害の影響を受けやすいと感じる)

もう一つ災害河川で感じた事がある。例年の5月〜6月時期の夕まづめに釣行すると、多くの淵でカゲロウの羽化や交尾が大量に見られるのに、今年はまるで少ない事。カゲロウの羽化や産卵は主に4月〜7月頃にかけて行われるらしいが、災害時期に照らし合わせてみると、カゲロウの産卵後に昨年は災害が起きている。災害で土石流等が発生していれば当然カゲロウの幼虫の川虫等にも影響を与えていると考えられ、これが今年のハッチが少ない事につながっているのではないかと思う。
ただ、天竜川水系での情報では全体的にハッチが少ないと聞く事も多く、ハッチの少ない年回りなのかもしれない。いずれにしてもアマゴやイワナの食性に関する事なので、ハッチが少なければ、活性も上がりにくいと言えよう。

しかしながら遠山水系は広い範囲に多くの支流を持ち、河川の流れてくる方向もさまざまで、遠山水系全てが災害の影響を受けたという事は無い。実際過去と変わらない場所も数多くあり、そういった場所は例年と大きく変わらず釣果が見込めると思う。(実際昨年の災害後に災害の影響が少ない河川にばかり入っていたが、そういった場所では問題なく釣りが楽しめた)
いずれにしても、地元の漁協関係者とも話したが、災害の被害が大きかった場所では以前と同じように釣りを楽しむには数年かかると見込まれる。
2011.06.18 Saturday | 22:43 | 交配種イワナ