今シーズンの取り組みの一つとして、失われつつあるこの地方の在来種ヤマトイワナの調査釣りを行っている。今回は伊那山脈水系の河川へ釣行した。標高の低い伊那山脈の渓流にしては水温は低く11度。
OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
そんな中、上流部のある淵で思いがけず、今釣行本命のこの地域の在来種ヤマトイワナが釣れた。この渓流にも在来種のイワナが生息している話は聞いていたが、正直伊那山脈水系にヤマトイワナが残っているとは考えておらず眉唾な話と思っていた。サイズ的にも悪くなく、正真正銘のヤマトイワナと思われた。
しかしながら本命の魚との出会いに喜んだのもつかの間、このさらに上流部でヤマトイワナとニッコウイワナの交配種が釣れてしまった。漁協の無作為な放流のせいなのか、それとも個人での放流のせいなのか、原因は不明である。何か保全の方策をとらないと、いずれこの川の純血のヤマトは絶えてしまうだろう。しかし、ニッコウが混在してしまった河川にヤマトイワナの保全方法があるのか具体的に解らない。これは有名河川である遠山川にも言えることであるが...
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