湖で釣りをしていると時にはこんな魚が
OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO
普段とは多少趣の違う魚種の写真。湖で釣りをしていると、イワナ、ヤマメ、アマゴばかりでなく、時にはこんな魚にも出会う事がある...
もうすぐ4月になるというのに列島を寒波が襲い、小雪がちらつく中、とある湖へ早朝のみ釣行。
連日深夜遅くまで仕事をしていたため、朝寝坊をしてしまい、当初予定していたポイントには先行者がいて、既にキャスティングをしていた。あらためて湖をまわって、良さげなポイントを見定め、自分もキャスティングを開始。数投目で上の写真のブラウントラウトに出会えた。写真では分かりにくいかもしれないが、見事に銀毛した魚体をしている。サイズ的には40cmジャストといったところで、過去70upのブラウンが上がっているこの湖では小型の部類に入るだろう。ただ意外と尾鰭が大きく、中々のファイトを見せてくれた。顔つきを見ると恐らく雌だろう。
本来ブラウンはいわゆる居着きの魚と言われているが、銀毛したブラウンは回遊性が強いと言われている。
OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO
ブラウントラウトといえば、近年は管理釣り場でもお目にかかれ、それほど珍しい魚ではなくなったが、自分が中学生から高校生頃は(今から20年以上前かな?)当然管理釣り場なんてものは無く、ブラウンは本栖湖、中禅寺湖が有名であった。特に創刊されたばかりの雑誌「アングリング」に本栖湖のモンスターブラウンの記事が掲載され、いつかはこんな魚を釣ってみたいと憧れたものだ。現在でも初期のコアな時代のアングリングは創刊号から大切に保存してある。そういえば九頭竜の二尺ヤマメ(サクラマス)なんて記事もあった。
ちょうどその頃、地元の湖にブラウンの生息が確認され、(恐らく密放流だったろう)自転車や、バイクで通い、フローティングのラパラや村瀬ミノーで釣り上げた。そんなこんなで、自分にとってこの魚は、ミノーイングでのトラウトフィッシングの虜になるきっかけとなった思い出の魚である。(現在その湖ではブラウンの生息は確認されていない)
TACKLE
HUMP CORPORATION SGS-68
07STELLA2500
HUMP バルサ FAT80S