OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6
10月4日にメンテナンスされた遠山川人工産卵床の様子を見に行ってきた。木陰からそ〜っとのぞくと写真の小さなイワナが産卵床のある沢へ入っていた。外見だけで判断すると、側腹と背中の間に白色斑点が確認できるので、今までならヤマトイワナとニッコウイワナの交配種と判断するところだが、今年の遠山在来種イワナ調査の折り、在来種の幼魚にこのような白色斑点が確認できたので、どちらとも言えないイワナである。
OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6
上の写真は同じくメンテナンスされた人工産卵床の一部を撮影したものであるが、小砂利が掘り返された後があり、既に産卵が行われた形跡があった。(周りの堆積した泥がとり除かれて、砂利が見えているのがお分かりだろうか。)人工産卵床がメンテナンスされてからこの場所を何度か訪れ、毎回産卵床の沢へ入っているイワナを何匹か確認しているが、その内のどれかがペアとなり産卵を行ったようだ。