初夏の香り
ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
例年1回は必ずサツキマス釣行へ浜松天竜川へ行く自分であるが、この日は同じ浜松天竜でもサツキマスではなく稚鮎の餌釣りに行ってきた。鮎と言えば友釣りが有名だが、この浜松天竜川では昔から餌釣りや毛針でのドブ釣りで、自然孵化した天然鮎釣りを楽しめる数少ない場所である。
実のところ三年前までは毎年稚鮎釣行をしていたのだが、それ以降稚鮎の遡上状況が悪くなり鮎釣りは控えていた。ところが、今年は近年にない遡上量との話を聞き、この日久しぶりの釣行となった。
浜松に到着して川に入ったのが10時過ぎ。地元のバーベキューにきていた、おっちゃん達とバカ話をしたり、川辺で一緒に行った方が作ってくれたさば缶のみそ汁(初めて食べたがこれが結構イケる)を食べたりと、のんびりとした釣行だった。
どちらかと言えば釣りそっちのけで楽しんだ釣行だったが、それでも二人で70匹の稚鮎を釣る事が出来、型も小鮎といっても良いような鮎が釣れた楽しい一日だった。鮎はよくキュウリのような香りがすると言うが、釣れた鮎はまるで夏のスイカのような良い香りがした。